きっと、未来の自分に叱られる
ついつい後回しにしてしまうことが多い。
食べ終わった食器をすぐに洗わない。
床に髪の毛が落ちていてもすぐに掃除しない。
床に落ちてた目薬がしばらく放置していたのは流石に怠惰極まっていると思った。
すぐに行動へ移せるのは買い物だけという堕落。
積んだ本は高く積み上げられて、目だってくると二本目の塔を築き始める。
しかし、一つ言い訳させてほしい。
きちんと正規で買ったのだ。
本、服、ゲーム、その他もろもろ。通販は利用しても、中古品ではない。
だからきっと製作元にはお金が届いている筈。
無駄遣いではなく、経済を回しているのだ!
と、言い張って、自分を肯定していく。
途中で読むのをやめてしまったり、1ページも手をつけていないものはある。確かにあるけれど、表紙や概要を読んでとても素敵だと思ったんだ。
きちんと中身を読まないと、ってのもわかる。まぁわかるんだ。
それでも何かの作品(本であれば作者や編集者、服であれば工場やデザイナー、ゲームであれば製作にかかわる全ての人)を形にしたものへ貨幣という手段を通じて称賛しているのだから許してほしい。
いつかきっと読みます。
忘れちゃう時もあるけど、本当に、買う時は本当にそれが魅力だって思ったんです。
一度置いて、また開いて、その時に「なんで早く読まなかったんだろう」って未来の自分が怒っている、そんな気がする。