私は朝ドラが見れない

だいたい長続きしない。

余計なことは言わない方がいい

 

余計なことばかり喋って、喋って、

余計なことを喋る人の言い分を聞いて、聞いて、

学生とか思春期の頃に「余計なことは言わない方がいい」と言う人はいたけれど、

どうしてそれを言ってはいけないのか、まで考える余力が私にはなかった。

 

昔は失敗することを恐れて、何事かにチャレンジするのを恐れていて、

失敗なんて大したことじゃないんだってよく言うけれど、

どうにも自分は失敗が怖くて、どうしてあんなに怖がっていたのか分からないけれど、怖くて。

今思うと努力をしていなかったからなのかも。

大した努力をしていない=失敗する=失敗が恰好悪いみたいな。

たぶん何かを間違えていてもその努力の方向性が致命的に間違っていなければ、どうしてそれが間違っていたのかが自分で理解して、そして間違いを受け入れようとしていたのだと思う。

けれど、努力の過程をすっ飛ばして、何かに挑むのは全然知らないものに挑むようなものなのだから怖いし、失敗はカッコ悪いと思ってしまいそう。

 

先日読んだ本に人は知らないから怖がるとあって、

小さい頃に暗い部屋が怖かったりしたのは、どうして夜が来るのか、すぐに寝たらそのままぐっすり眠れること、部屋の中身や位置、他の部屋に親がいることをちゃんと知らなかったからな気もする。

そういうことのような、そういうことじゃないような。

 

 

YouTubeのある配信者さんが生配信で余計なことを言っていた。

本人にとっては意思表明だったし、不謹慎とか失礼なことでも何でもない。けれど何かが引っ掛かる。

YouTubeってテレビよりも配信者さんがリアルタイムで見れる&更新頻度が高めなのもあってすごく身近な存在だけど、

それで食っている人は、やっぱり視聴者の再生数(による公告)やサブスク、スパチャで成り立っているから、

視聴者を不安にさせるような事を言うのはどうなのかな…と思ったのか、

その意思表明がすごく言い訳じみたものに感じて、何となく嫌だったのか。

まぁ、その人が言おうが言うまいが個人の自由なので私が悶々としたところで世の中がかわるわけでも、例え私の思い通りになったとしてもそれはそれで何かが違うので、そうなってほしいわけでもない。

ただ、なんでもかんでも内情を喋ってしまう人は、他の喋っては微妙な内情を喋ってしまいそうな危うさがあって、

誠実に喋っているのかもしれないけれど、なりふり構わない、やさぐれた雰囲気を感じてしまう。

地味に応援しているからこそ、その危うさに不安を覚えるだけなのか。

視聴者の金で食っている人は、(全てが全てではないけれど)本来であれば視聴者を楽しませて、お金を稼いでいるのだから、安易に不安を煽るようなことを言わない方がいいと思う。

例え、主張したいことであっても、言わない方がいいことはある。

その怒りや不安がいつか消え去るまで、自分の好きなことや楽しいことをいっぱいして、気を紛らわして、何年か前にこんなことがあったなぁなんて思っていてほしい。

まぁ、そんなことを書きつつ、余計なことを言いたくなる時はあるのでこれが難しい。年を重ねるごとにそういう器用に生きれるようになっていくのかもしれないし、年なんて関係のない気質の問題なのかもしれない。

 

関係ないけど、彼女が浮気NTRた某有名ユーチューバーがNTR発覚後に

コスプレしながらムーンライト伝説を歌っている動画をあげて、

マジで凹みそうなのに視聴者からの笑いをとっているあの方は本当にたくましいし、応援したい気持ちがすごく湧いた。

皆が皆、そんなことできるわけじゃないけど、あの人はそれができて、それがすごいなって思った。尊敬する。