TUGUMI(感想)
ここ三か月以内で読んだ本のなかで一番感想を書きにくくて、この本だけは書くのをやめようかと考えもした。けれど、読んだ順番も前後の読書の感想に影響はありそうなんで、ちゃんと順番通りに書こうと思いました まる
ネタバレや個人的な考えをつらつらっと
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きらきらひかる(感想)
タイトルを聞いたことがあるのは同タイトルの歌なのか、この小説であるのかは分からない。
きらきら で ひかる。
なんとも輝かしくもあり、ひらがなであることで鼻につく高尚さのないタイトルだなぁなんて思ったり。
アル中の妻と同性愛者の夫という奇妙な夫婦の二人は、この1994年の当時はきっと精神病や同性愛に理解なんてなさそうな時代に生まれたこの小説。
私のあれこれ考えたこととネタバレも含むので。そんじゃ。
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生を祝う(感想)
生を祝う(李琴峰)
同性愛婚、同性愛間の子づくり、胎児の出生の自由(生まれる自由)。それらが世の常識になり、特に出生拒否した胎児を産むことは法的、常識的に非難される。今の時代で言うマイノリティーとマジョリティーが逆転した世界で、出生拒否児を産む親を後ろ指さす主人公だったが同性婚をして相手の子の妊娠が決まると徐々に不安になっていき…。といった具合の話。
李琴峰さんは台湾出身の女性作家さん。
小説って生きてきた時の考え方とかによって色々分かれそうなものだけど、国籍が違うと異なる考え方と同じような考え方があるのかどうかを知りたくて読むことにした。
外国語の翻訳本はたくさんあるけれども、第二外国語として日本語を学んだ李琴峰さんがこうして日本語で小説を書いて活動して貰えていることに何らかの縁というか、ありがたみを感じながら読んでみた。
あとタイトルが生を祝うなんて、どことなく物々しいというか、生を祝えないような禍々しい物語だったらどうしようだとかを考えを巡らせ、気になったので読んでみた。
ここから先はネタバレと私の考えをたっぷり含んじゃうのよ。
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おいしいご飯が食べられますように(感想)
一年ぶりかぁ
ブログに飽きて約1年。
スマホにはずっとハテナブログのアイコンがあって、あ~~~~、あるなってカンジだったんだけど、そろそろ久々にやるか
最近、また本を読むようになった。
読書メーターなるアプリ?SNS?を使ってたけどあれって255字しか書けなくて
(それはそれで大切な言葉だけを書けるからいいんだけど)
ちょっと物足りないからこの記憶の片隅でチラチラしてたブログをまたやろってか。
毎日更新はきっと無理なんだけど、
その無理は成し遂げられないこともないけどやる気が問題なだけの無理って感じの安っぽい無理。
もしかしたら数日の間は更新できるかもしれない、そしたらもう少し自分をいい方向にみつめられる気もする。
やるか~~~~~
去年、ナイルに死すの映画に呆れ散らかして、それで精神力がっつり持ってかれたのだけ思い出した。草。どんだけショックだったのよ。
【映画・原作】ナイルに死す、ナイル殺人事件(後編)
前回、小説版ナイルに死すの大まかな内容と、
私なりの結論を書いたので
結局のところ映画はどうだったのかを書いていきます。
前編こちら
映画、原作のネタバレに一切配慮しないので気を付けてね。
文句と感想がいろいろ。
長くなったので畳む。
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